ストウ・オン・ザ・ウォルド:コッツウォルズツアーの歴史を探る
コッツウォルズの歴史的なマーケットタウンといえば、 コッツウォルズ タクシ の北端にあるチッピング・カムデンと並んで、次に思い浮かぶのはストウ・オン・ザ・ウォルド。町の中心にある現在は駐車場スペースとなっている広場は、羊毛産業が栄えたイギリスの中世時代(12世紀後半から17世紀ごろ)にコッツウォルズ産の羊、コッツウォルズライオン達が集められ、イギリス各地、またはヨーロッパから買い付けに来た羊商人たちに売り買いがなされていました。 現在はコッツウォルズのカフェの代名詞となったハフキンスを筆頭におしゃれなティールームや、ビストロパブ、ホテル、またモダンな雑貨屋さん、ギャラリーなどが立ち並ぶハイセンスな街ですが、この街の建物は古く、今でも中世の名残りを感じさせる美しいコッツウォルズタウンです。 (人気のカフェ、ハフキンス。店の前に立つと建物が古くかなり歪んでいるのがわかります。) (広場で行われていたクラフトマーケット。シープスキンを売ったお店) 普段は駐車スペースに使われる広場ですが、週末にたまにマーケットが開かれています。駐車場の後ろにあるベンチコーナー。ここにも昔の名残りが。。。みなさんはこれはなんだと思いますか? ↓ これは昔、悪い事をした村の罪人の両手をこの木の間に挟んで、罪人を見せしめにしていた公共の監禁手錠。こんな恐ろしいものが、市民の憩いの場のベンチ前にどーんと残っているのはすごく不思議な気持ちになります。 また、ストウオンザウォルドの街で訪れたい歴史スポットで忘れてはいけないのは、教会。この町の名前は、もともと、町の守護聖人エドワード(おそらく殉教者エドワード)にちなんで、ストウ・セント・エドワードまたはエドワードストウと呼ばれていました。そして、その名前が残されている街の教会、聖エドワードの教会にある北側の古いドアとそれを囲むイチイの木は見るからに古く神聖で、その世界観は、『ロード・オブ・ザ・リング』(指輪物語)の作者、J .R.Rトルーキンに物語のファンタジーの一節を構想したとされています。 (ツアーでストウオンザウォルドを訪れた際は、必ずお客様をここをご案内、ドアの前で写真撮影をする魔法の撮影スポットですw) また、ストウ・オン・ザ・ウォルドの街は、アンティークショップが多いことでも有名。お勧めは庶民派で入りやすい駐車場広場の端あるショッ